餌付けの続き

都城市の神柱公園には、とにかくでかい灰色の鳥居がある。
鳥居を見上げると、鳥居と夏の空しかないよ。
今にも倒れてきそうで、本当に怖い。

その神柱公園にある川の中にナマズがいた。
黒いフライパンをひっくり返したようなナマズです。えらそうにひげがあります。

「えびせんは、オキアミよ」こんなもの美味しい美味しいって食べながらも、あたしはこれオキアミだと思うんですよ。
魚も大好きなはずだとこれをくずしてどんどん川にむかって投げた。

よくみえませんが、水面にぶてー黒鯉が集まってきます。
ナマズは、自分の頭頂部に落ちてきたえびせんに気がつかないから、ちっともえびせんが渡りません。

一時間弱、「ナマズよ!受け取れ!ナマズよ!」とえびせんを投げてました。
熱かった。30代の女性と、40代の女性がふたりで熱くなった。

公園を掃除してるおばちゃんや、散歩のおじちゃんや、犬、はと等が集まりました。