あやぱにの朝(ぐでぐで)

meilo2004-07-22

明け方のあやぱにで、唯一他に居た客おじいが偶然にも北海道出身。しゅうさん同郷で年も近い。まず同じ道民として、歓喜を味わったようだ。住んでいるところが、時を越えて現在過去未来のどこかで、同じ家屋に住んでいる又は、住んでいたらしいじゃないかぁー。酔っていて大体そんな風にしか、解読できない会話だった。
「いや、俺の昔やってた店は居酒屋だ」(同じ所に住んでいたと認めたくない)
「ああー、あの○○の隣でしょ?」(だからそれが同じ場所だろといいたい)
その会話の中で、そのはじめて会ったおじいは、調理師免許をもっていたかどこかの料理長をしてたとかいうこぼれ話に、くもんのパッションが明け方近くのあやぱにの中に、大音響で炸裂した。

「しゅうさんの作った麻婆豆腐は、うまかった!!!」これであり、これにつきると。しゅうさんの勝ちだとでも言うのか、ただ本当に美味しかったことだけみんなに伝えたいのか。よくわからない。

しゅうさんとおじいは、まさに子供が「きんけし」の数を争うようにぽつりぽつりと謙遜したり持ち上げたりしてるけど、「俺きんけし億千万持ってる」「えー俺なんか億千万1個あるもんね」って感じでしっかり張り合っているようにしかみえない。

くもんはその合間を縫うように、あまねく全ての言葉を引っ張り出して、いかに「しゅうさんの作った麻婆豆腐がうまかった!!」か、アピールし続ける。というか、もうそのおじいを諭している。
終わり無き静かな戦い。でも熱い。無為こそ過激。

これが飲みすぎて一回寝て、ふらふらになりながら朝まで飲んだ人たちの風景である。
まったくつかみどころがない。

中座)
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