なくしもの

今日は、アマレットという映画を都城まで観に行ってきました。
途中、まっちゃんからオススメの、うどん屋「やぶしげ」に行った、うまかった〜

上の写真のように、手前で天カスをざっくばらんに入れたらとな感じ。
どっせーいと、いいだけかける。
サクサク加減がたまらんですよ!

映画まで時間があったので、財部町のまっちゃんのとこに遊びに行って、焙煎したてのひきたての珈琲をいいだけ飲ましてもらった、ほんとに珈琲がうまい。オススメです。そのまま、まっちゃんも映画に誘って3人で都城へ。

アマレットは、ドリカムの自主制作のやつで、ロック好きのあたしを知っているまっちゃんは「ゆみさんがどりかむ〜?」と首をひねった。
首をひねったまっちゃんが、じゃあ俺もいくと着いてくるとこが彼のすごくいいとこ。
だってあたしもそんな感じで職場の同僚に誘われるままにきたのだから。
感情の起伏が激しく、好悪がはっきりした同僚は、大好きなドリカムの話をするときすごいかわいい。それだけであたしが彼女とドリカム観に行ったり聴いたりするには十分な理由。
人の大好きなものがどんなものか知りたいわー。
勝手なイメージで人の趣味を批判するのって損してるような気がする。

映画の内容はというと、上映された箱にもよるけれども音がでかかった。
アクションものでもなく、音量をあげなければ良さがわからない音楽でもないのに。
演技はへた。でも台詞や、彼女たちが音楽でどんな世界を表現したいのか映像から伝わる感じがしたですはい。最後のシーンに一人だけものすごい俳優のオーラが漂っている夏木サンがいぶし銀の演技で、すごいいい台詞をゆってました。

みんなを送り届けて、実家に行ってきました。母の日だからねー。
日南の母の妹と従姉妹が遊びに来てた。久しぶりに会った叔母はなんでも最近愛犬が行方知れずになったそうで、泣きはらした目をしている。ちと痩せた?

方々探し、見る人を疑い。犬の愛らしい面影を追って随分すりへった感じ。
占い師を訪ねて生死を確認してみたりするありさま。
なんて言われたかというと
「その犬が生きているとしても、居なくなったということは普段のあなたの生き方に問題がある。一番大切にしなければならないのは、ご主人であり家族だと言うことを忘れないで欲しい。家族に病人が出ることになれば、今のあなたが自由に好きなことをする生活は失われるわけです。そして、いなくなった犬は今まで生まれてきてから、喜びや幸せを十分与えてくれたんです、あなたにとって大切なものに気づいて欲しくて居なくなったともいえます」

等と、占い関係ないな!て言いたくなるような説教をしたそうな。

でも、相当うまいこと言うなと思った。
叔母も「ゲンコツで頭をガーンとされた気分になった」とのこと。

今日は一日、なくしものについて考えたりする場面が多かったよ。
あたしだって、大きなものをたくさんなくした。

今あるものをとにかく大切にしていこう。自分にしては、現在が信じられないくらい幸せで楽しい。

しかし、今日は母の日であるにも関わらず、叔母の真剣な悩みを横取りせんばかりにくだらん話をしかけてくる母に「だまっちょれー」と聞き役に回らせてしまった。明日にでもまた実家に行こうかと思います。やさしくしないと、しょげる母。

では、今からビールのみます。